下の写真はかなり完成間近で、
あとは踵をとじるだけですが
踵の丸み作りはなかなか難しくて
たいてい2−3度やり直します。
2m の洋服地をちょうど使い切って24cmサイズの台ができました。
もちろんこれを両足。
ここで鼻緒を用意します。
Liz Claiborne の細長いスカーフを使うことにしました。
まず鼻緒芯を作りますが、
太っちょ鼻緒は真ん中を膨らませるために
幅の異なる布を何枚か用意します。
芯の5mm径のppロープに
1枚づつのり巻きみたいに くるくる巻いて行きます。
着物裏の絹はたくさんあるのですが、
絹地だけでは鼻緒がとても固くなってしまいます。
使いやすくて柔らかさを保てるのは
空間の多いふわふわのタオル地です。
使い古しタオルを活用しています。
のり巻き2本で片足分です。
前緒で留める箇所が太いと
作りにくいし履きにくいので
私は芯ののり巻きを2つに分けて作ります。
最後に着物の裏の絹地で全体をカバーします。
鼻緒表を縫って芯を通せば
いよいよ鼻緒の完成です。
残りはまた明日。
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