2017年6月30日金曜日

日本の味、あずき色 23-007

あずき色って
日本の香りに満ちてるって感じがします。
時に田舎っぽく
また時には昔を思い出させるような。

鼻緒との相性もいいじゃんと自画自賛。

23-007

  sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

2017年6月29日木曜日

何? これ!?

わざわざ写真を載せるようなものではないですが、、、
さて、なんでしょう?


エコを目指す草履作りで
おばあちゃんのタンスに詰まってた遺品の和服をもらった、
というように殆どタダの材料ばかり使っても、
どうしても買わない訳にいかないものもあります。

その第1は芯のppロープ。
直径8ミリまたは10ミリと極太で、
しかも切れ目継ぎ目なしの2メートルが2本必要です。
宅配便の包装材の再利用では手に入りにくいです。

ところがところがこの写真のppロープは
草履作りのために切ったような、8ミリ径の2.2メートルが2本。

揖保の糸のそうめんを箱で買ったら
釘を打った木箱をさらに厳重にこのロープで縛ってあったんです。
 (箱の状態の写真がないのが残念。)

草履1足分のロープほしさに高級品の揖保の糸を箱買い
というのは、もちろんありえないですが、
とにかくタダって大好きなので。




2017年6月28日水曜日

紺と赤は相性抜群! 26-003

ゆかたの紺地に赤主体の柄スカーフの鼻緒
前緒と締め紐も赤にして、
作ってみたら色の相性が抜群
(と作者は感じております、ハイ)

他の作品でも赤・紺 の組み合わせは何度か使っていますが、
かなり間違いのない取り合わせという
根拠の乏しい自信が確信に高まってきました。


26-003

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。



 その他の赤紺コンビネーション
24-003



25-001


2017年6月27日火曜日

総絞り?まさか!

画面いっぱいに広がっていて
サイズの見当がつかないと
なんだか分かりませんが
豪華な総絞りの着物地に、、、
ま、見えませんね、ははっ !


幅90センチ、長さ180センチの、たぶんコットン素材。
それが2枚縫いあわせてほぼ正方形になっています。
何に使われていたんでしょうか、
テーブルクロス?

真四角というのは実に切りやすくて大好き!
(ずぼら・手抜き・めんどくさがり)

これから洗濯して
近日中に短冊に切り刻みます。
もしかしたら女性用の台が2足分とれるかもしれません。

素材はほぼ全部まず洗濯します。
新品未使用でも保管中に汚れや臭いがつくこともあります。

また草履にしてから
スニーカーを洗う要領で布ぞうりを洗う
という時に色落ちしたり縮んだりするのは
まことによろしくないので、
素材の段階で、まず洗濯。

近日制作予定です。


2017年6月26日月曜日

残り物に福? 21-006

材料をぴったり使い切って1足完成というのは
けっこう気持ちがいいもんですが、
たいていは半端が残ります。
一足分には足りない程度に残った布や織り紐
どんどん溜まります。
本日はその一部在庫整理の成果。

 21-006

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 21 - 22.5cm程度の方にお薦めです
 

台の素材
爪先は絹の羽織裏
真ん中は綿ブロードの洋服生地です。



シンデレラの足用の21センチくらいにするつもりで
2色で足りるかと思ったのですが
編んで行ったら短いので
踵の先っぽに濃紺の幅広バイアステープを足しました。
なんともはや
行き当たりばったりに繋いでいったのが
丸見えです。

鼻緒の出所はお振り袖です。
左のピンクの柄の主張があまりに強烈で
ピンク柄の鼻緒がやたら太く見える上に
左にいびつに歪んでみえます。
でも
前緒の留め位置は左右の真ん中ですし
左右合計4つのパートは皆同じ太さなんです。
(我ながらやたら言い訳がましい)

残り物大集合で予期せぬ福を!
と思ったのですが、
切り替え高さの左右あわせが大仕事で、
(途中で何度も飽きてしまいました)
マルチカラーならぬ複数素材は
ひどい手間がかかりま〜〜〜す!

次はいつになりますやら。


ご注文やお問い合わせは
yokomican@gmail.com まで
お願いいたします。

2017年6月25日日曜日

紅型らしい 21-005

紅型なのか紅型もどきなのか、
知識がないので素材は不詳
とさせていただきます。
生地がたっぷりあったので一種類だけで制作できました。


21-005

 sold 

お嫁入りしました。 
ありがとうございます。



表から見える草履の部品は
台・鼻緒・前緒の3つでワンセットです。
全部同じ布地で作ると、
組み合わせに悩まない分、
作業はかなりスムースに進みます。
短冊を切り取りにくいとか
生地がほつれやすいとか
別の悩みの種は尽きませんが。


2017年6月24日土曜日

高級感あふれる?別珍 20-002

鼻緒にばかり気を取られているようですが、
履くとほとんど隠れちゃうとはいえ
体重を支える台はとっても重要。

濃紺の別珍が手に入ったので使ってみました。
出来てみるとかなり高級感が漂っていて
作者はかなりご機嫌。
また別珍の生地が(お安く) 入手できたら
使ってみたいです。


20-002

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 20 - 21.5cm程度の方にお薦めです
 
本作品は現在展示貸出中です

しかしながら
この種の生地がほつれやすいということを
このたびみっちり勉強させられました。
生地の特性で、
細く長い糸がほつれてくるのではなく、
細かい粒がポロポロこぼれてくるんです。

制作途中に編み直したりしてたら
編紐がやせ細ってしまうより
まき散らされたみたいな粒々で掃除が大変。

こちらの20-002のような
シンデレラの足用に
紐を細めに切り取ると
ぼろぼろほつれて難しいので、
次の別珍台の作品は
サイズ大きめ・編紐太めにして
ちょっとごつめにしっかりとした
男性用をトライしたいです。
(また口ばっかりで、
ちっとも作業が進まない)


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2017年6月23日金曜日

赤く・紅く・緋く 23-006

3歳のお祝い着のちゃんちゃんこセットから
23センチの草履が1足作れました。

23-006

  sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。


かわいい可愛いと騒いでいたおめでた柄ですが、
編み込んでしまえば分かるのは色だけ。

さて鼻緒は、、、
緑とか青とか着物の柄の一色を持ってこようかとも思ったのですが、
ここはもう赤で押し通してみよう、と
紅絹(もみ)を試してみました。
出所はお振り袖の袖裏だったと思います。
おめでたづくし。

でも
寝る間も惜しんで根を詰めて
意気込んで作った割には
飛びつきたいほど可愛い!って感じには至らず、
意匠倒れだったかなと、ちと疲れが出ました。


2017年6月22日木曜日

超可愛い3歳のお祝い着を分解

着物とちゃんちゃんこのセット。
仕付け糸もついたままの
まっさらの新品のようです。
お祝い当日のお衣装を他のお祝い着に変更なさって、
他に使う機会もなさそうだし、と諦めて
バザーに寄付なさったのでしょうか。
事実確認のない全くのたくましい想像です。
私って作家の素質ありそうかしら!?!


台に編むと可愛い柄はみんな分からなくなりますが、
華やかな色合いの1足が出来そうです。

表地 毛100%
裏地 レーヨン100%
中綿 ポリエステル100%
と品質表示タグに表示されています。

縫い目を全てほどいてできた
表・裏・綿の3つのかたまり。


可愛い表地だけで1足分の台に足りそうです。
アイロンをかけて折り目を平らにしてから
6cm 幅の短冊に切り分け
片足分づつ二つの短冊の山を作ります。


このあとは
糸がほつれないように細い紐に折り畳んでアイロンをかけ
左右を少しづつ交互に編んで行って両方同じ長さ形に編み進めます。

まず片方を完成させてから同じものをもう一つ、
という作り方はもちろん正統派?ですが
同じ量の素材を用意しても、
必ずしも左右同じサイズにできないことがあります。

そして最大の問題は(私だけの問題だとしても )
モチベーションが維持できない、
要するに飽きちゃって次の草履を作りたくなるんです。

さて編み込みはまた明日。

2017年6月21日水曜日

真夏の花 24-003

台の紐はスタッフのAlice ちゃんから
たくさんもらった浴衣地の残り。
踵の分が足りなかったので
絹の濃紺のワンピースをほどいて足しました。
前緒もこの絹です。
芯のロープは 太めの10ミリ径です。

 24-003

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm程度の方にお薦めです
 

さて鼻緒は、としばし考えて
最近買った綿ブロードの端切れを選びました。
夏仕様のゆかたに紅い帯、の感覚 (のつもり) 。








お買い得品の端切れのカゴの中で
目立ちまくっていました。
まず大きな花柄の迫力に目を奪われましたが
とにかく長さが25センチ。
半分に切ると太っちょ鼻緒にピッタリ。

この日は他にも洋服生地や和服など色々仕入れましたが、
この端切れが一番の収穫。
お買い得感満載でした!

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2017年6月20日火曜日

品よく七五三 24-005

草履作り教室で買った七五三のお祝い着の鼻緒
お教室仕様の細いまま使いました。


24-005

 sold
お嫁入りしました。 
ありがとうございます。

薄いクリーム色の台なので、可愛く品よく?

でもやっぱり前緒が太すぎるし、ちょっと締まらなかったです。 

 

2017年6月19日月曜日

紺と薄茶で お外用に 22-006

鼻緒の前身は55センチ角の
綿のネッカチーフなのか
大判のハンカチなのか。

紺地に描かれたお花の色は
白ではなくベージュです。

2種の裏地で作った台のクリーム色とサーモンピンクの上で
色がしっくりあっています。
期せずして、いい感じの色合わせになりました。

 22-006

参考品・非売品
 
本作が非売品なのは
裏貼りをして屋外で使えるようにした試作品だからです。
 
正確な名前がわからないのですが、靴底用の素材だそうで、
靴修理の職人さんに貼ってもらいました。
素材を買って自分で貼るというのは
理屈の上では可能なのですが、 
これがなかなか難しいようです。
お店に持って行って貼ってもらって¥3,500 でしたので、
『はなお屋』の商品にしようとするとかなりの値段になってしまいます。
当面は価格に納得していただいた場合の注文生産という位置づけにしておきます。
 
 


 













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2017年6月18日日曜日

傘の布から前緒?材料探し

壊れたり使いにくくなった傘でも
奇麗な生地がとれることがあります。

6枚はぎの三角形の一つ一つから
45 〜 50 センチくらいの紐が取れます。
台や鼻緒には長さも形も半端だけど
前緒になら使えそう。
というのは
前緒用の短冊を作るには
最低40センチくらいの長さがあれば可能です。
(作り方によります)
 、、、と思って切り取ってはみたものの、
使うかなあ。
なんとなく意欲が湧きません。


これもまあ
材料探しの試行錯誤のひとつでしょうか。

『布ぞうりはエコですから
手作りすれば家中捨てる布はありません』
なんて宣伝文句を見ることがありますが、
現実には使えない布や捨てる部分は多いです。


2017年6月17日土曜日

裾模様のご注文 26-001

留袖由来の鼻緒の 24-001が好評で
26サイズで同じものが欲しいとのご依頼を頂きました。
とても嬉しかったのですが、
残念なことに
世界で1足だけ!が自慢?の はなお屋 です。

台の生地はまだかなり残っていましたが、
主役の鼻緒は、同じどころか似た柄というのも無理でした。

でも別の留袖から
なんとか切れるところを切り取って 作ってみると
これはこれでなかなか良い!と自画自賛。
ご注文主様からもお褒めを頂いて
はっぴい!


26-001

 sold
お嫁入りしました。 
ありがとうございます。

裾模様というのは
そうそう鼻緒向き?に配置されていませんし、
留袖が(お安く)手に入ることがまず滅多にないので、
次回の留袖模様はいつできるでしょうか。

乞うご期待!
こちらが 24-001 です












2017年6月16日金曜日

茶系の一種類の素材で 24-004

茶道のお稽古にでも使っておられたのか
茶色ベースの渋い色柄の和服でした。







和服をほどいて布にした状態です。

リサイクル素材の素性不詳はいつものことながら、
この素材は異様にほつれて、
制作中にどんどん糸くずが出てくる、
という感じで、
かなりげっそりさせられました。

生地自体は柔らかくて肌あたりも良いです。
 ただし、、、
1枚の着物で大体3足の布ぞうり (女性用) が作れますので
布はまだたっぷり残っているのですが、
恐ろしくほつれて糸くずだらけになった記憶が消えなくて、
当分次の作業意欲は湧いてきそうもありません。

24-004

 sold 

お嫁入りしました。 
ありがとうございます。

2017年6月15日木曜日

重量感たっぷりに 23-005

1センチ幅にアイロンまで掛けて
いつでも編める紐の状態にしたっきり
ずっと忘れていた濃茶の厚地素材。
結構高級感があります。
元はなんだったのかしら、全然記憶がありません。

台全部を作るには量が足りないので、
緑系の洋服地を太い短冊に切って
同じような厚みが出るようにしました。
どうせならと芯紐も太い10ミリ径のppロープを使いました。
厚みもたっぷりです。
23センチサイズの布ぞうりの重さは
だいたい 110 - 120 グラム(片足)程度ですが、
こちら 23-005 は 170 グラムもあります。

鼻緒は無彩色をあわせてみました。

23-005

 sold 

お嫁入りしました。 
ありがとうございます。


2017年6月14日水曜日

奇妙に派手な紫 19-001

紫地の柄物ワンピースで台を作りました。
スカートの裾周りが紫単色だったので、
踵に持ってきました。
ワンピース1着使い切って
19センチサイズにしかなりませんでした。

洋服からは長い紐が取りにくく
まことに『短冊』になりがちです。
曲線裁ちで捨てるところが多いので
歩留まりも悪いです。

私のウールのかすりが鼻緒になりました。
前緒は迷彩色もどきのTシャツです。

だんだん太い鼻緒に移行していった頃の
素材組み合わせの試行錯誤の一つです。
pattern on pattern  (柄の上に柄) で
半端にごちゃごちゃしていますが、
奇妙な派手さで
なんとなく気に入っています。


19-001

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。
 

2017年6月13日火曜日

しぶく渋〜く 25-004

Aliceちゃんが切ってくれた
ゆかた短冊がたくさんあるので、
男性・夏向きという想定で
渋いtasteのぞうりを25cmで作ってみました。
男性の重さに耐えられるように
(女性でもあんまり変わらないかな)
芯のppロープを通常の 8ミリ径でなく10ミリにして。
ロープが太いと編み込みにけっこう力が要りました。

目立つ色柄の鼻緒は女の子っぽいかなあ、
と言っても単色はかえってあわせかたが難しい。
散々迷って色味をぐんと抑えた大判スカーフから切りました。

25-004

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

2017年6月12日月曜日

お祝い着からもう1組 26-002

23-002で使ったおめでたい柄の5才のお祝い着から
もう1組鼻緒がとれましたので26サイズを作りました。

鶴が飛んでいます。
松も見えます。
こちらの方がめでたさが倍にできたかな?!

26-002

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。



 







23-002です

2017年6月11日日曜日

裏地2種でシックに 20-001

20センチの小さめのぞうりです。
細い鼻緒のぞうりを作っていた頃の作品で
着物裏と羽織裏の2種類を組み合わせて制作しました。
絹地の鼻緒はスベスベで肌触りが優しいです。

20-001

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

2017年6月10日土曜日

朱の台に黒留袖 24-001

濃いえんじ色の台に
鼻緒は黒留袖から裾模様を切り取りました。

24-001

 sold 
お嫁入りしました。 
ありがとうございます。

鼻緒にしたとき奇麗に模様が出るような位置に
裾模様が配置されていないるわけではないので、
あっちかこっちかと試行錯誤を重ねて
ああ疲れた。 
実に効率悪かったです。

でも
インパクトがあるね、とお褒めをいただいて
早々にお嫁入りできましたので、
とたんにご機嫌。


2017年6月9日金曜日

ゆかた地の編み紐

スタッフのAliceちゃんが
ゆかたから編み紐を箱いっぱい作ってくれました。


ほどいて洗ってアイロンをかけて短冊に切る、
かなりの時間がかかる作業です。
たいていここまでで1日以上の仕事になってしまいます。

ありがとうAliceちゃん。
夏に向けての浴衣地ぞうり
はりきって作るからね。

2017年6月8日木曜日

Liz Claiborne 完成図 24-002

3日がかりの制作過程の地道な?努力の成果!!
シルクの Liz Claiborneです。

スカーフについていたタグを鼻緒に留め付けてみました。
仕上げのアクセントになったかな。

24-002

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm程度の方にお薦めです


ご注文やお問い合わせは
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お願いいたします。

2017年6月7日水曜日

ただいま制作中 その3

昨日作った鼻緒を台に留め付ける、
というだけが今日の作業ですが、
地味に長〜〜〜い時間がかかります。

最後に芯のpp ロープを切って完成です。




芯ロープを切ったら
もうお直しや調整はできませんので、
ここは大いなる決断の時! ( 笑 ) です。

2017年6月6日火曜日

ただいま制作中 その2

今日はまずひたすら台を編んで完成させます。
下の写真はかなり完成間近で、
あとは踵をとじるだけですが
踵の丸み作りはなかなか難しくて
たいてい2−3度やり直します。



2m の洋服地をちょうど使い切って24cmサイズの台ができました。

もちろんこれを両足。


ここで鼻緒を用意します。
Liz Claiborne の細長いスカーフを使うことにしました。





まず鼻緒芯を作りますが、
太っちょ鼻緒は真ん中を膨らませるために
幅の異なる布を何枚か用意します。
芯の5mm径のppロープに
1枚づつのり巻きみたいに くるくる巻いて行きます。
着物裏の絹はたくさんあるのですが、
絹地だけでは鼻緒がとても固くなってしまいます。
使いやすくて柔らかさを保てるのは
空間の多いふわふわのタオル地です。
使い古しタオルを活用しています。



のり巻き2本で片足分です。
前緒で留める箇所が太いと
作りにくいし履きにくいので
私は芯ののり巻きを2つに分けて作ります。

最後に着物の裏の絹地で全体をカバーします。




鼻緒表を縫って芯を通せば
いよいよ鼻緒の完成です。

残りはまた明日。

2017年6月5日月曜日

ただいま制作中 その1

制作過程の写真は
まず滅多にありませんので、
たまには写真を撮りながら作ってみます。

本日の材料は
台には綿ブロードを選びました。
長さはちょうど2mです。
薄茶の地に水色と黄色の小さな花柄がいっぱい散っています。


新品の1枚布ですから
洋服や着物をほどく作業もなく
洗濯も必要なく
 一定幅の紐(長い短冊)に切るのも超簡単。
ほつれが出ないように折ってアイロンをかけます。



8ミリ径のppロープを編み台に掛けていよいよ編み始め。
でき上がった時こちら側が先端(爪先)になります。



本日はこのへんまで。
先は長いです。

2017年6月4日日曜日

着用写真は超レアなんです 22-005

仲良しの Mel ちゃんに
在庫から一足プレゼント。

台、鼻緒、前緒、全部同じ洋服生地から作ったので
素材の組み合わせで悩むことはありませんでした。
太っちょ鼻緒が私の中で定着して来た頃の作品です。

とっても喜んで下さって
(作者は喜ばれたと固く信じています)
着用写真を送って下さいました。



 22-005 

 プレゼントなので
 sold 
とは呼べませんが

 お嫁入りできました。
気持ちよくもらって下さった Mel ちゃん
ありがとうございます。

実際に履いて下さっている写真ってめったにありません。
レア物なんです。
スタッフのAliceちゃんに見せたら
「外反母趾もなくてとっても奇麗な足の方ですね」
 との感想。
草履のふっくら感を
褒めてほしかったんだけどなあ。
 

2017年6月3日土曜日

可愛い色ばかりなのに 23-003

まだ細い鼻緒の時代の作品です。

ピンク地の奇麗な模様満載の端切れ(洋服地)を手に入れたので、
かわゆくかわゆくと意気込んで
足りない分は定番の紺の浴衣地で引き締めたつもり、、、
までは良かったのですが 、
台の一色から選んだ黄色で鼻緒を作って
完成してみたら
どことなく・なんとなく
色合わせがあか抜けない感じ。

どうも鼻緒の色が元凶っぽくて
ちょっとがっかりでした。

23-003

 sold 
お嫁入りしました。 
ありがとうございます。