2019年7月24日水曜日

無地じゃないのに 19-008

絹地3種を組み合わせました。

19-008

¥4,000(税込)
靴のサイズ 19 - 20.5cm程度の方にお薦めです

台の踵部と前緒はかなり白く見えますが、
綾織の地に青味のあるグレーの線がいっぱい遊んでいます。

鼻緒はお振袖の裾の無地部分ですが、
花鳥風月の地模様が散っています。

どっちも細部のこだわりは全然見えません。
まるでお祝いの熨斗みたいにひたすら紅白です。

台のつま先側の薄茶色にいろんな色が散っているのは
羽織の裏地でした。
模様の1色にあうようにと選んだ鼻緒の赤ですが、
とにかくおめでた紅白なのよ、と自己主張しています。

作者の意匠倒れの例が、もう一足増えました。
でも絹の感触はいつでもどこでもほっこり柔らかくて
それだけは保証付、、、でしょうか。












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2019年7月21日日曜日

ぴかぴかウロコ 22-019

浴衣素材の紺には
なんとなく赤を持ってきたくなってしまうのですが、
本作はあえて無彩色を合わせてみてみました。

 

22-019

¥4,000(税込)
靴のサイズ 22 - 23.5cm程度の方にお薦めです

鼻緒の前身はスカーフ
50cm角のICBのスカーフ
小さめの全体柄(うろこ模様)です。
前後からの写真がピカピカが
一番よくわかりますが
かなり光沢のある素材です。



後ろから
前から

せっかくなのでメーカーのロゴを
やや平坦な柄行のアクセントに留めつけさせてもらいました。









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2019年7月14日日曜日

環太平洋三国協調 25-013

個性的な花柄の綿素材のハギレ
鼻緒と台のつま先側に使えるだけ使って
不足分を薄緑の絹の色無地から切りました。

25-013

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 25 - 26.5cm程度の方にお薦めです
 
本作品は現在展示貸出中です

調べたところ
QH Textilesというのは
シドニー在住の日本人の方の会社のようです。
(間違っていたらどなたかご訂正ください。)
特徴的なボタニカル柄が魅力的です。















前緒は大昔アメリカで買ったピンクのパーティドレスの裾部分です。
結局着用するパーティの機会に恵まれず、ずっとタンスの肥やしになっていました。
一応花柄の一部に使われているピンクに合わせたつもり。


できてみると、思った以上にしっくり違和感なく周りに溶け込みましたので
予定外の日豪米の環太平洋三国協調達成です。

鼻緒がかなり長く取れたので、
土踏まずのあたりに模様を作ってみました。











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2019年7月11日木曜日

天竺茸 24-024

テーブルクロスなのか、大判ストールなのか
110 cm x 105 cm という結構大きな綿の一枚布を格安で入手しました。
糸の細い割と高級そうな薄手の素材です。

近くで見てもなんの模様かわかりません。
床に広げて椅子に乗って上から撮影して
やっとわかった図柄はキノコです。
派手とか華やかというよりは
なんともドギツイ色遣いなので
どう見ても毒キノコっぽいです。


















made in India のキノコ柄ということで
天竺茸 と命名しました。
もちろん店主の造語です。

24-024

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm程度の方にお薦めです

切ってしまえばもちろんキノコは完全に消滅してしまいます。
鼻緒にしても柄は全然出ませんので、台にしました。

鼻緒選びはもちろん難航。
24-023
使われている1色をと言っても
自己主張の強い濃い色ばかりで、選びようがない。

どう転んでも
元のどぎつい色遣いが和らぐわけではないので
安直な流用ですが
24-023で台に使った超地味なスエードに
おとなしく控えめに振舞ってもらいました。




















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2019年7月4日木曜日

スエードに絹を浮かせて 24-023

季節外れですがスエードの台です。


24-023

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm程度の方にお薦めです

スエードはとっても滑りが悪くて編みにくく
しかも一色で作るとものすごく地味になっちゃう、と
かなり扱い難い素材です。

地味対策?は鼻緒を派手にすればいいか、とは言え、
スエードの重厚さと合わせないと意味ないし、
という訳で選んだのは大きな模様の絹地。
結構どっしりした厚めの絹です。

模様がいっぱいあれば華やかなのですが、
おっきなほぼ円形がかなり疎らに散っているので、
色の模様の出るのは両足ともやっと半分だけ。
それでも地味色の台の上に浮かび上がってくれました。
ここは
わざわざ片方だけに柄を配した、ということにしておきましょう。

 


前緒は
イタリア製の大判スカーフの残り物に福アリの端っこで
縁は黒と渋いオレンジだけが出ていました。
鼻緒の柄のオレンジとちょうどあいました。

 
                                                                 

なぜか今回は両足とも
前緒をつける位置をかかと側にしてしまって、
つけてからアレっと気づいて反対に付け直しました。
間違うって疲れます。
それも2回続けて同じ間違いを繰り返すというのは、、、
めげました。











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