2018年6月30日土曜日

Harry Potter どうしよう

同じネクタイが16本手に入りました。
新品未使用
プラスティック袋に入ったままです。

 

1本だけ袋から出してパチリ。 


小剣通しの黒地に白でHarry Potterと縫い取りされています。
大剣の先には100% polyester handmade という表記もあります。
何かのイベントのためにたくさん作った
その残りなのでしょうか。

みんな持ってっていいよ、と言われて
遠慮はかえってご無礼と
自分に都合の良い理屈をこねて、 
あるだけ全部いただいて来ましたが、
さてどう使おう?

布地として考えると
台にするには量が少なすぎます。
でも同じ柄を2本縫い合わせた鼻緒なんて
面白くもなんともなさそうだし。
Harry Potterと別のネクタイの組み合わせなら
16足分の鼻緒が作れますが
Harry Potterシリーズ16足、、、!?

ネクタイつなぎはかなり手間ヒマかかりますので
考えるだけで作る前から疲れちゃいました。 


2018年6月24日日曜日

ただ今 出稼ぎ中

今月の初め頃から
地方で仕事をしています。
急に決まったので
自宅兼工房はそのままほったらかしです。

半年ほどの予定で、
それまでぞうり作りはかなりのペースダウンになりそうです。

週末には帰省(大げさ)できるのですが、
なにせ金曜日の夜帰って
日曜日の午前中にはもう出てこなきゃいけない、
という慌ただしい2泊3日です。

先週は羽織を洗濯して解いてアイロンをかけるところまで。
今週は短冊に切って台を作りました。
(頑張りました)
来週鼻緒作りに励めるかな、
という感じ。

出稼ぎ先に諸道具持って行って
夜作業すればよそさそうなものですが、
浴衣地1枚持っていけば足りるというわけにいきません。
大きな織り台以外にコマゴマ道具が多い上に、
材料も芯の極太ppロープが結構かさばりるしなあ、、、
と考えただけで、げっそりして、
少なくとも出稼ぎ先の仕事に慣れるまでは
週末作家になろう、と暫定決意したところです。

2018年6月20日水曜日

赤と紫を鎹(かすがい)に 20-007

薄い肌色に灰色の細い縞
短冊を 8.5 - 9 センチと幅広に切ったので
かなり厚みのあるふっくらした台になりました。

20-007

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 20 - 21.5cm程度の方にお薦めです

ただし計算違いで尺が足りなくなってしまい
かかと部分には振袖の残りのクリーム色を持ってきました。
ちょっとだけ黄色やオレンジの菊の模様がありますが
ほとんど隠れてしまいました。

踵からの眺め

こちらも踵から










斜め後ろからだとこんな感じ

鼻緒はタイシルクの大判スカーフから切り取りました。
かなり華やかな色使い。
厚手でどっしりと量感があります。
90 x 95 センチ 正方形ではありません














柄が大きすぎて、
いくら太っちょ鼻緒でも
どこをどうとっても
お花模様に見えるのは無理でしたし
同じ素材から両足分切り取ったんじゃないみたいです。

正面から

正面から










それでも柄の中の面積の大きな
赤と紫のおかげで、
なんとか1枚の素材からとったように見てもらえそうです。
タイシルクの鮮やかな赤と紫が鎹になりました。

前緒はインド綿。
こちらも模様が大きいので
縦に色が分かれちゃったりすると
真ん中なのに横にずれているみたいに見えてしまいます。

あんまり大柄な前緒はよろしくないと学びました。
次回以降に向けた教訓。













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yokomican@gmail.com まで
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2018年6月14日木曜日

梅雨を乗り切る 23-028

夏が来ます。
その前に梅雨に入りました。
ジメジメ感にサヨナラしたい時にぴったり!
布ぞうりの季節です!!
(いかにも強引な都合の良い解釈ですが)

23-028

sold 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

台は 紺系の3種類の浴衣地を繋ぎました。
揖保乃糸の箱のppロープ早速使いました。
台の編み上がり








鼻緒には
台の紺を邪魔しないように
薄いベージュの淡い花柄を選びました。
hobbyra hobbyreのリバティプリントです。
薄茶のppロープと色の取り合わせがなかなか秀逸です。
(実は偶然なのに)
リバティプリントらしい花柄








揖保乃糸の箱のppロープを早速利用




左が前です

こちらも右がカカト












2018年6月11日月曜日

揖保の糸 副産物 その2

以前にもご紹介したことがありますが
揖保の糸のそうめんの
釘を打った木箱をさらに厳重に縛ってある ppロープ。



解いたら
今回も草履作りのために切ったような、
8ミリ径の2.2メートルが2本取れました。


近いうちにちゃんと利用させていただきます。

2018年6月5日火曜日

貫目が違う 25-010

重量級の裾模様は
金糸銀糸の縫い取り満載。
七五三の帯揚げをあわせてみました。

25-010

¥4,000 (税込)

靴のサイズ 25 - 27cm程度の方にお薦めです


台生地の模様部分を寄せ集め

24-018は鼻緒も同素材












台の素材は重量感と豪華さタップリ。
織るのもけっこうな力技です。
前緒には同じ素材の黒無地の部分を充てました。



部分絞りの帯揚げの長さの半分













鼻緒は少し軽やか感を出そうと
選んだのが七五三の帯揚げですが、
これはミスマッチだったなあと反省。
総絞りでなく、超荒い部分絞りは軽過ぎました。

台の重量感の上に乗せるには
どうにも貫目が不足です。
その上言われないと絞り模様に見えません。
次回の勉強をした気分。




















前から

後ろから















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