2017年7月31日月曜日

植物園冬景色 21-013

以前23-009で薄い色の台に載せた
お気に入りの Rosewood Fabrics の鼻緒。
濃い色の台に載せてみましたら
なんとも季節外れですが
冬枯れの色彩の少ない植物園
という印象になりました。

 21-013

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 21 - 22.5cm程度の方にお薦めです













23-009 見える模様が少し華やか


ご注文やお問い合わせは
お願いいたします。

2017年7月30日日曜日

Valentino解体 - 未練たっぷり

Valentino のMiss V
イタリア製のシルクのワンピースです。
プリーツスカートでかなりの量の布が
贅沢に使われています。


大昔大枚はたいて買ったものの
着る機会に恵まれず?
長年タンスの肥やし状態でした。

とにかく着ないんだからと
自らに言いきかせてはみても
なかなか決心がつかず未練たっぷり。
泣く泣く!?切り刻みました。
1枚布に解いたスカート
スカートのプリーツをほどいたら
280cmになりました。
ほぼ長方形という
まことに使いやすい形です。

一般的に洋服は
曲線的なカットや縫い方のせいで
なかなか長い短冊がとれませんので
大変ありがたいです。

プリーツの山に沿って短冊を切りましたら
作業が超かんた〜〜〜〜ん。
どんどん短冊ができます。
上と下で多少幅が違いますが、
見なかったことにして
ひたすら進め!進め!!

副 産 物

スカートのボタン
スカートのスリットについていた
ラインストーンの填まったボタン。
カメラマンの腕に難ありで
写真が全然素敵に撮れていませんが
大粒ラインストーンがかなり豪華です。
4個しかないのですが、
何かに使えませんかしら。

2017年7月29日土曜日

若奥様の留袖 20-003

黒留袖の裾模様から
花柄の部分を切りとって鼻緒に。
前緒は7歳のお祝い着から。

地味な台に載せて
お嫁入りしたばかりの若奥様の生活を
思い描いて作りました。

20-003

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 20 - 21.5cm程度の方にお薦めです
 





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2017年7月28日金曜日

Luis Feraud のジャケット

お気に入りの絹のジャケット。
同じ柄のブラウスがついています。


仕事にはちょっと使いにくかったですが、
長年お世話になりました。
タグ表記が made in w.Germany ですから
ドイツがまだ東西に別れていた頃の品物なんだと
改めて月日の流れを感じます。(大げさ!)
袖口などが痛んできたので、
思い切って草履に変身してもらうことにして
洗濯しました。
さあて どう使おうかなあ。

洗ってはみたもののそれっきりタンスの奥に忘れ去られた
という実例がいくつもあるので (汗!)
いつ作品が仕上がりますか。
書き込むことで自分に圧力をかけようと思いまして。
はい、目指せ!有言実行です。

2017年7月27日木曜日

目立たぬどくろ 27-001

今までで一番大きなサイズ
27センチのぞうりです。


27-001

sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。






素材の物語

本作品の主役は
以前フリマで手にいれた
ポリエステルの髑髏柄のネクタイ。
もちろん太っちょ鼻緒には幅が足りないので
別のネクタイと組み合わせるつもりでしたが
手持ちの他のネクタイはみんな高級品!?!
絹100%のものしかありません。

ポリエステルの素材を探したら
Mr. JUNKOのオーバー・ブラウスがみつかりましたので、
もう着ないよね、と自分に言い聞かせて
鼻緒の長さ分を切りました。

このブラウス素材はまだ残っているので
これだけで鼻緒に使ってみたいです。


さて
意気込んで鼻緒を作ったのですが、
髑髏があんまり目立ちません、
言われないと気がつかないくらいで
ちょっとがっかり。

台の前身は半天です。
3年くらい冬の寒さを緩和してくれました。
規則的な縦縞の紬で、
縦縞は印をつけたり折り曲げたりする必要がないので
短冊を切るのがとってもらくちんです。
ほぼ全量使い切って27センチの大きめぞうりができました。

芯のppロープは再利用。
6/29にご紹介した8ミリ径の揖保の糸の箱の荷造り紐です。
もともとが2.2メートルと長かったので、
最後に切り落としたのが45センチくらいありました。









2017年7月26日水曜日

どこを使おうか

78cm角のスカーフです。
勿論鼻緒用。
タグは切り取ってしまいましたが
イタリア製シルクだったようなおぼろな記憶が。



この大胆な柄のどこをどう使えば効果的だろう、
台は何色にすればええんかしら
ああでもない、こうでもないと
悩む・なやあ〜む。

2017年7月25日火曜日

ロゴ信仰丸見えですが 21-010

ハンカチでも大判だと
鼻緒に使えることがあります。

台の模様の一色にマッチした
ピンク系の Christian Dior のハンカチ、
右の右 ロゴがお分かりいただけますか。

 21-010

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 21 - 22.5cm程度の方にお薦めです


元のハンカチ



本作の唯一の目標は
Christian Dior のロゴを隠さない!


ブランド信仰丸出しの
ひどいミーハーです。






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2017年7月24日月曜日

missing in action

布ぞうり作りにはいくつかの道具が必要です。




5/15に紹介した編み台以外はわりと小物ばかりですが、
そのせいもあって
よく見つからなくなります。
戦闘中に兵士が行方不明になってしまう
( missing in action )
という感じで
そのアイテムが必要な時に限って
見つからない!

なんでその糸だけみつからんねん?
ホント不思議です。
ご主人様に反抗しとるん?

しょっちゅう探し物をして時間を空費しています。

2017年7月23日日曜日

目指したのは花火の夜空 24-008

7/20にご紹介した女の子の浴衣

24-008

 

sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。
 
 
鼻緒も台と同じ素材にするつもりでしたが、
地の白い部分が大きくて
全体がぼけるかなあ、と
濃い色の別の素材を探して見つけたのが
コットンのスカーフなのか大判ハンカチか。

創作紅型 綿100% と表示

濃紺の地に紅型の花や蝶がにぎやかです。
夏の夜の暗い空に花火
という雰囲気だと思って採用しましたが、
出来てみると
台の白地に派手な赤やオレンジがかなり目立っていますし、
花柄を花火と思えというのは相当無理があります。

なんとも作者の意図とは違った完成判!











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2017年7月22日土曜日

残り布からシュシュ Related-001

お気に入りの鼻緒の生地が
15センチくらい残ったので
自分用のシュシュを作りました。

ちょっとした副産物。

24-003を作った残りで

Related-001 

参考品・非売品

端切れの山で光っていました








24-003










2017年7月21日金曜日

王朝の雅 21-009

平安朝の後宮の高貴なご婦人方に
履いていただきたいような、
いえ、履くなんてもったいない!
(大げさ!)

 21-009

 ¥4,000 (税込)
靴のサイズ 21 - 22.5cm程度の方にお薦めです
 




あんまり豪華さに惚れ込んで買ったけれど
使えずにいた
36センチ四方の端切れ。
やっと使えました。
見えないところで縫ったり繋いだり、
隠れた努力?がたっぷり。
5/30の投稿です











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2017年7月20日木曜日

浴衣懐かし

エンボス加工された
涼しそうな素材の女の子の浴衣です。
昔は私もこんな浴衣を着せてもらったなと
お祭りの夜店が懐かしいような。


台に編むとかわいい花柄は見えなくなりますから、
鼻緒も同じ生地で作ろうと思います。

台と鼻緒 2種類の幅で切りました。
 
編んだらこんな感じ

2017年7月19日水曜日

ネクタイ2本で 23-011

ネクタイはたいてい高級シルクで、
しかもかなり粋な模様だったり
洗練された柄が溢れています。

でも鼻緒の素材としては
形と大きさがなんとも半端で惜しい!
但しそれで諦めては面白くないので、
2本組合せて
贅沢な太っちょ鼻緒作りをトライしました。
左右の柄の出方の差は意図的なデザイン
ということにさせていただきます。

23-011 

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 23 - 24.5cm程度の方にお薦めです
 











台はクリーム色の無地に見える細縞の
多分コットンでしょうか。
ppロープは通常の太さの 8 ミリ径です。

またそのうち
違ったテイストの
2本ネクタイの太っちょ鼻緒
また作ってみます。
はい、可及的速やかに、、、そのうち、

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2017年7月18日火曜日

奇麗な円弧 23-008 by Alice

Aliceちゃんの初期の作品です。

23-008

参考品・非売品


鼻緒はまだ細くて中味もフニャフニャですが、
踵と爪先の円弧がとっても奇麗。
今でもこんな均一に滑らかな曲線はなかなかできません。

本人もとっても気に入っていて、
記念品?として取っておくそうです。

2017年7月17日月曜日

夏仕様のピンク 23-010

台はピンク地のエンボス加工した浴衣地と
紺の浴衣に見えて実は夏物の洋服地。
どちらの素材も生地に凹凸があって
夏っぽく足の裏が涼しい感じです。

鼻緒はお振り袖の
模様の出るところを切り取りました。
履いていただくと台が見えなくなって
可愛い鼻緒の模様が目立ちます。

 23-010

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 23 - 24.5cm程度の方にお薦めです

本作品は現在展示貸出中です
 












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2017年7月16日日曜日

田舎レトロの雰囲気に 21-007

初心者真っ最中のころの作品の一つです。
台が一色でお教室で買った鼻緒というのは
扱いやすい組み合わせでした。
この台の色はわら草履っぽい雰囲気で、
炉端で夜なべの光景を彷彿とさせます。

21-007

 sold out 

お嫁入りしました。 
ありがとうございます。

2017年7月15日土曜日

もとは帯です

白地に赤一色のはっきりした模様。
長さは継ぎ目なく 4.7メートルもありますが、
未使用の反物ではなく、
帯を解体したものです。



時々お店やフリマで目にはしても
帯地は分厚過ぎて
布ぞうり作りには使いようがないと
初めから諦めていました。

ほどいて芯を外せば使えるよと
教えてもらってやってみました。

結論
やっぱり生地がかなり厚めで
針を通すのが大変そう。

でもせっかく奇麗にほどいて洗濯したので、
一度くらいは努力してみましょう。

例によって
そのうち、、、

2017年7月14日金曜日

高級素材と格闘しました 24-007

7/9 にご紹介した洗い張り素材だけで制作した一足です。
芯のppロープは太めの10ミリ径を使いました。

24-007

sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

 

洗い張りするのはある程度高級品、と
知ったかぶりをしましたが、
確かにどっしりした量感がありました。
しっかり布目がつんでいて、針がなかなか通りません。
布ぞうり作りには縫い作業はそれほどないとは言え、
短冊を繋ぐ、鼻緒を作るなど、なかなか縫い作業が進まず、
指の皮膚が擦り剥けたりして、ホント泣かされました。
というより、、、
実は飽きました。

素材も手間も
ドえらい高級品どすえ!









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2017年7月13日木曜日

デビュー作 by Alice 26-004

店主よりずっと若くて?美人で??
力持ち(これは間違いない)の
Aliceちゃんは はなお屋 の唯一のスタッフです。

自治体の布ぞうり教室で作ったぞうりが2足
最近タンスの底から見つかったそうです。
作ってはみたものの、全然カッコよくなくて
履く気にならず、
引き出しに放り込んだまま忘れていて
ぺちゃんこに潰れていたそうです。

店主も処女作は全然履く気にならず
紐をほどいて解体してしまいました。
再利用しようと思ったその紐も
使う意欲湧かず、死蔵中。

写真はAliceちゃんの2作目です。
ホントのデビュー作は余りにみっともなくてゼッタイに見せたくないと
結構みえっぱりです。

26-004

参考品・非売品

着古したTシャツを切った短冊を
たくさん用意して
(講座で持参品の一つとして
予め指定されています)
鼻緒と芯のppロープは
お教室でそれぞれ 100円で
現地調達したものです。
はなお屋 の今の太っちょ鼻緒と比べると
かなり中味がスカスカで頼りない鼻緒ですが、
練習用ならこちらの方が扱いやすかった
という記憶があります。