2017年9月29日金曜日

秋の実りの赤・橙・茶 23-020

 105cm幅の大きな花柄のコットン地
4mもありましたので
台と鼻緒を取りました。
編んで見ると
まるで秋の収穫のような赤や橙。
寒さに向かって色があせて行く秋の緑も
賛助出演しているよう。

前緒にも
柿色の絹裏地をあわせてみました。

 23-020

靴のサイズ 23 - 24.5cm程度の方にお薦めです
 sold out 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。


素材は大きな花模様のコットン
黒く見える花は焦げ茶です。













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お願いいたします。

2017年9月27日水曜日

本振袖洗いました

お振袖素材のぞうりの準備です。


袖丈はたっぷり115センチの本振袖。華やかな花柄ですが
ありがたいことに
金糸銀糸の縫い取りや刺繍がないので
生地をそのまま使える、、、
と喜んだのですが


洗って乾かして、解きながら見たら
前身ごろの裾の大輪の菊に
しっかり金糸が使ってありました。
金糸を抜くのは
手間も時間もかかるので
とりあえず前身ごろは脇においておいて
1足目は別の部位を使うことにします。



洗ってから解くか解いてから洗うか、
というのは、大いに迷うところですが、
解いて裏地を外して
1枚布にしてから洗った方が
縫い目にたまったほこりなどを
取り除きやすいです。
でも布の端がほつれたりして、
糸くずだらけになるのが大きな欠点。


今回はお振袖のままで洗って
裏返して干しました。

まるでゴミの山みたいですが
しっかり縫ってあった糸を全部解いて
布状にして積み上げたら
ゴミのヤマみたいですが
ここからアイロン掛けてしっかり伸ばして
短冊に切っていけば
華やかな素材が準備OKになります。
乞うご期待。

2017年9月26日火曜日

高級シルク2種のマリッジで 23-017

高級・こーきゅ〜とうるさいですが、
どちらも超高級な水色の24-007と茶系の23-016の
布が残っていましたので
組み合わせて高級の2乗!?
結婚して子どもが生まれたみたい。

23-017

sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。



もちろん素材は肌触り抜群・足当たり柔らかですが
なんとなく色の取り合わせが垢抜けません。
作ってみないとわからないというところが
まだまだ難しいです。



23-016
24-007
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2017年9月22日金曜日

カジュアル格子から太縞 21-012

オレンジ・緑・黄色・水色など多色使いの
大きな格子柄のエンボス加工の綿。
編んで行ったら
オレンジの色の出方が規則的で
太い4本縞になるのが分かりました。
では、と左右対称になるように作って行きました。

鼻緒の素材は
台の太い縞を殺さないようにと
悩みに悩んで、
結局同じ布を使うことにしました。
できてみたら
やっぱり縞が目立たなくなりました。


 21-012

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 21 - 22.5cm 程度の方にお薦めです


元の素材の布



左右対称の太い縞ができた台


裏にも縞ができました
あと1足分くらい布が残っていますので、
次回は緑の縞を作って
鼻緒を別素材で工夫してみようと思います。






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2017年9月19日火曜日

太っちょだから柄が際立つ 20-004

どんな奇麗な柄の布地でも
短冊に切って編んでしまうと
模様はきれいさっぱり消失してしまいます。

その点(われながら自慢めきますが)
はなお屋の太っちょ鼻緒は
周囲10cmくらいありますので、
かなりの柄が生き残り!?ます。


20-004

¥4,000 (税込) 
靴のサイズ 20 - 21.5cm 程度の方にお薦めです


本作品は
22-009で台に使ったお振袖の残りを鼻緒にしました 。
華やか柄が地味な台に映えます。
同じ素材には見えないです。

22-009





前緒は同じお振袖の青海波の模様の部分を切り取りました












台に使ったのは
洗い張りした(つまり高級!)着物地です。
糸をほどいて平らな生地にすると
日焼けして変色したところがはっきり分かります。
前世ではタンスの肥やしで終わらず、
太陽の下でたっぷり活躍したんでしょう。

台に編んでみると
色のトーンが 場所によって微妙に異なるのが
なんとなく深いニュアンス
と意図せぬ効果に喜びましたが、
華やかな鼻緒をのせると、
全然分からなくなりました。





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2017年9月15日金曜日

ピンクの縞に南国の花開く 23-019

台は白地に赤・ピンク・紫と 細い縞柄のジャージです。
足当たりがとっても柔らか。
鼻緒も作れるだけの分量はありましたが
縦方向に伸びるニット素材は締め加減が難しいので
台と前緒だけに使いました。

鼻緒はコシノ・ヒロコの大判のハンカチから切りました。

極彩色の南国の花々の一色の紫と台の縞の一色の紫を合わせました。
例のごとくロゴが見えるように苦心惨憺。

23-019

sold out 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。







苦心のロゴです。見て下さりませ。

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2017年9月12日火曜日

暖炉の前でくつろぐような 24-009

9/3にご紹介した赤系の変り織りを早速使いました。
(はなお屋にしては 結構早いです!)

ほっこりした暖かい暖炉の前でくつろぐような
柔らかい厚みのある一足が出来ました。

鼻緒はNina Ricci のシルクのスカーフから切りました。
いかにもロゴが主役みたいで
ブランド崇拝見え見えですが。

 24-009

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm 程度の方にお薦めです


素材の花模様の布




まるでメーカーの回し者みたいです


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2017年9月8日金曜日

紅白でお祝い 22-009

8/31にご紹介した華やかなお振袖が素材です。
かなりの多色遣いのなかに紅白が強調されて
いろいろなおめでたい場面が目に浮かびます。

鼻緒も前緒も全部お振袖から作るつもりだったのですが、
台を作ってみると色とりどりでかなり華やか。
鼻緒の模様が生かせない、という気がして
では、さて何を持ってこようかと一晩考えて(大げさ!)
半分で紅白に染め分けられた幅広紐を選びました。

斜めに染め分けられているので
前緒のところでピッタリ赤と白に別れてはくれませんで、
なかなか私の都合の良いようにばかりは事が運びません。


22-009 

sold
お嫁入りしました。
ありがとうございます。


8/31にご紹介したお振袖

裏も華やか


鼻緒分の布が残っているので、
別の地味な!?台にのせようと思います。
はい、そのうち。

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2017年9月5日火曜日

大奥様のお出かけ 23-018

黒留袖のような模様から鼻緒用の短冊を切り取りました。

裏が抹茶のような深緑色だったので、
これを台に利用しましたが、
生地がけっこう硬くて、
かなりの力仕事になってしまいました。
編んでる途中で何度もめんどくさくなって
飽きちゃいました。

23-018

  sold out 
お嫁入りしました。
ありがとうございます。

暗い色の集まりなので、
へたっぴカメラマンには色がうまく再現できないのですが、
なかなか重厚かつ上品な組み合わせだと思います。



2017年9月3日日曜日

変り織りの冬支度

変わった織り方の冬物っぽい端切れを手に入れました。
ちいさな四角いレンガの集まりみたいな凹凸模様です。
モコモコであったかそう。
端切れですから奇麗な四角形には残っていませんが
台1足分の短冊はとれそうです。


紐状にしたらどんな模様がみえてくでしょうか。

ながなが講釈たれてないで、
さっさと洗って短冊作りましょう。

2017年9月1日金曜日

ネクタイ2種と台もコラボ 24-015

久しぶりにネクタイ2本遣いの鼻緒です。
(作者はかなり作りに凝ったつもり。)

24-015

¥4,000 (税込)
靴のサイズ 24 - 25.5cm 程度の方にお薦めです

台の主要部分は
濃紺に水色の竹の模様のあざやかなコットン



踵部分はちっちゃなピンクの模様がはいった紺地の浴衣地です。
このピンクに合わせて鼻緒を選びました。

ピンクと僅かな水色が紺地に散らされた
まことに台の色合いと揃えたかのようなネクタイは
ROISE-Vです。
この色柄の邪魔にならないようにとあわせたのが
Boston美術館のミュージアムショップの商品。
ただしこの色はひいき目に見てもややミスマッチ。
手間をかけた割にちょっと難しかったみたいと反省。





 



高級シルクのネクタイを2本も遣って
とっても贅沢な1品ですよ〜〜〜!


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